ソマリア沖でウクライナの貨物船「MV Faina」号を乗っ取ったソマリアの海賊(2008年10月19日撮影)。(c)AFP/US Navy/Jason R. Zalasky 【11月30日 AFP】戦車やグレネードランチャー、弾薬などを積んだまま9月にソマリアの海賊に乗っ取られたウクライナの貨物船「MV Faina」号について、海賊側は30日、解放についての条件が合意に達したことを明らかにした。 海賊側の声明発表を担当するSugule Aliと名乗る人物はAFPの取材に船上から応じ、解放までに残されているのは「方法とタイミング」の問題だけだと述べた。この人物は「身代金の額は言えないが、最終合意に至ったとは言える。われわれは4日以内に船を離れなければならない。われわれのメンバーの安全な上陸に向けて準備している。問題の解決を確信しているし、(船の)所有者たちは、最後に残った点も尊重してくれると