砂漠の屋外監房に数時間、女性受刑者死亡で論議 米アリゾナ州米アリゾナ（Arizona）州で気温42度の炎天下、覆いのない屋外の監房に入れられた後に死亡したマルシア・パウエル（Marcia Powell）受刑者（当時48、撮影日不明）。(c)AFP PHOTO/Arizona Department of Correction 【6月18日 AFP】米アリゾナ（Arizona）州の刑務所で、女性の受刑者が炎天下の屋外施設で死亡し、人権活動家らが「中世同然の残酷な監禁状態」と非難するなど、同州の刑務所のあり方をめぐり論議が巻き起こっている。 死亡したのは売春の罪で27月の禁固刑に服していたマルシア・パウエル（Marcia Powell）受刑者（48）。3月19日に精神衛生施設に移送される際、砂漠で太陽が照りつける気温42度の猛暑のなか、まったく覆いのない監房に4時間弱にわたって入れられた後に意識を失い、翌日病院で死亡した。 この件について、アリゾナ州更
