ロイター通信によると、米大統領選の共和党候補指名を決めたマケイン上院議員が18日、訪問先のアンマンでの記者会見で、イラクで活動する国際テロ組織アルカーイダをイランが支援しているのは「常識」と発言、誤りを指摘されてあわてて訂正する一幕があった。豊富な外交経験をアピールしようと中東を歴訪しているマケイン氏の失言に、民主党全国委員会はただちに反応。同氏の信頼性に疑問を抱かせる発言だと攻撃した。 マケイン氏は会見で「アルカーイダがイランで訓練を受け、イラクに戻っていくのは常識だ。よく知られたことで、実に遺憾だ」と言明。しかし側近のリーバーマン上院議員に耳打ちされて「申し訳ない。イランが訓練しているのはアルカーイダではない。失礼しました」と訂正した。 アルカーイダはイスラム教スンニ派系テロ組織。米国はシーア派国家のイランが、イラク国内のシーア派過激組織を支援していると非難している。(共同)
【カイロ=長谷川由紀】イラク軍報道官は1日、首都バグダッドの2か所の市場で同日起きた爆弾テロについて、いずれのテロも、何者かが知的障害のある女性2人の体に巻きつけた爆発物を遠隔操作で爆発させたことが原因であることを明らかにした。 イラクでは最近、女性による自爆テロも起きていたが、知的障害者を利用した爆弾テロは異例。同国で暗躍する国際テロ組織アル・カーイダ系武装勢力などによる、新たな「手口」の可能性もある。 2件のテロは、大勢の人出でにぎわうペット市場を狙ったもので、ロイター通信によると、死者は計72人となり、約150人が負傷した。
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