2011年3月9日のブックマーク (1件)

  • 内なる辺境の人々 × 杉作J太郎

    杉作J太郎は、自動車でも、電車でも、徒歩でもなく、真っ赤なママチャリに跨がって待ち合わせ場所である下北沢駅前に現れた。広島カープのTシャツに短パン。一際目を引く足下の雪駄に、豪放磊落な人と為りが窺える。 時刻は午後八時を少し過ぎたところ。駅近くの居酒屋に入り、緑茶ハイと生ビール、それに幾つかのつまみを注文する。ママチャリで来た事を指摘すると「いやぁ、電車賃も馬鹿になりませんからねぇ」。表情は至って快快だ。 男の花道、その敬虔なる求道者が語る“男”の神髄とは如何に。 (2009年8月 下北沢) ─早速ですが、まず杉作さんの近況を聞いてもいいですか。 「えぇっと、近況ですか。近況は…、そうですね、今は映画の脚を書いてますね」 ―男の墓場プロの仕事ですか? 「いや、実は墓場の仕事の方はちょっと大人の事情により止まっちゃってまして。それは他所の方から舞い込んできた仕事です。その脚の締め切りが、

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    OoooO 2011/03/09