東京・羽田空港で起きた大韓航空機事故で、韓国・ソウル近郊の金浦空港に隣接する大韓航空本社は、取材に訪れた一部の日本メディアに対し「非常事態なので応じられない」として、警備員が立つ正門脇の受付で待機させ、電話以外での対応は受け付けなかった。 原因を問う質問には「火災ではなく、火花が発生した。詳しいことは調査中」とするのみ。記者会見の求めには「負傷者は出ておらず、予定はない」と繰り返した。 日本の国土交通省が「重大インシデント」と認定し、韓国国交省も監督官の派遣を決めたが、本社まで取材に訪れる韓国メディアの姿はなく、説明を求める声も少ないようだった。(共同)