今回の地震で、震度6弱の揺れを観測した大阪 箕面市では市内の公立の小中学校に設置されたブロック塀について児童や生徒の不安を取り除きたいとして、すべて撤去する方針を固めたことが市への取材でわかりました。 これを受けて、高槻市と同じ震度6弱の揺れを観測した箕面市では市内に20ある公立の小中学校で、倒壊するおそれのあるブロック塀がないか緊急の調査を行いました。 その結果、8つの小中学校に合わせて9か所ブロック塀が設置されていて、法令に違反している塀は見つかりませんでしたが、中には、土台の擁壁と合わせると2メートル80センチほどの高さになるものもあったということです。また設置当時の設計図が確認できないものもあったということです。 こうしたブロック塀について市は「児童や生徒に不安を与える」としてすべて撤去する方針を固めました。 市はブロック塀の代わりにスチール製のフェンスを設置することなどを検討して