去年、北朝鮮の漁船による違法操業が相次いだ石川県の能登半島沖をはじめとする日本の排他的経済水域の外側で、今月中旬から北朝鮮の漁船が多数確認されるようになり、水産庁は今後、スルメイカ漁が本格化することなどから、取締りを強めていくことにしています。 水産庁によりますと、能登半島沖から北海道沖にかけての日本の排他的経済水域の外側では、今月中旬から連日1000隻以上の北朝鮮漁船が確認されるようになり、このうちおよそ100隻が水域の中に入ってきているということです。 水産庁が発表した今月16日の衛星写真の解析画像からは、北朝鮮の木造漁船や中型イカ釣り船が多数水域の外側まで来ているのがわかります。 水産庁は、今後スルメイカ漁が本格化することから、漁船の数がさらに増える可能性もあると見て、取締りを強めることにしています。
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