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  • 誤解される人・石原慎太郎さんのエピソード。|猪瀬直樹

    定例記者会見で、石原さんは尖閣諸島問題などたびたび中国を批判した。 その際、「シナは……」と必ず中国をそう呼ぶ。確かに戦前育ちの石原さんにとって中国は「支那」であった。 僕の記憶でも小学生ぐらいのころ(3丁目の夕日の時代)はラーメンは、支那そばと呼ぶのがふつうで、メンマは支那竹であった。ある日、気がついたら店のメニューが中華そば表記になっていたことを憶えている。 1960年代、新聞は中国を「中共」と表記していた。台湾中華民国である。朝日新聞がいちばん早く中共を中国に変え、読売新聞は中共表記をかなり後(日中国交回復が迫るころまでかな?)まで続けていたと思う。 何を言いたいか。 石原さんは、中国とは「中国・四国地方」に使う言葉であり、自分の国を他国に対して「世界の中心」と呼ばせるのは無礼千万と考えていた。たしかに正論だと思う。 それでも、まあ、いまどきシナは古色蒼然の感が否めない。そこで僕は

    誤解される人・石原慎太郎さんのエピソード。|猪瀬直樹
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