2022年1月1日のブックマーク (1件)

  • 問題職員の正しい辞めさせ方 5/10

    case3.C郎さん 私がK市を退職する時点で係争中だった。判決はどうなったのだろう。もはやどうでもいい。考える価値もない。 彼は、当時40代後半の職員だった。建築系の部署で働いていた。働きぶりは有能で、能力評価ではどの項目も標準以上だった。 そんな彼が、なぜ問題職員だったかというと――性格だ。後に性格ではなく、脳機能の障害の一種であることが判明するのだが、とにかく苛烈な性格だった。 キレたい時にキレ散らかし、毒を吐きたい時に吐き、暴力を振るいたい時に振るい、不謹慎なことを言いたい時に言い、不埒なことをしたい時に埒をあけていた。かと思えば、機嫌がいい時、常識的な発言をする時、的確な助言や指示を行うこともあり、そのおかげか、これまでトラブルを起こしても小さい処分で済んでいたようだ。 ある年の春だった。 建築系の部署には珍しく、大学を出たばかりの女の子(Sさんとする)がC郎さんの部署に配属され

    問題職員の正しい辞めさせ方 5/10
    Owawa
    Owawa 2022/01/01