中国北西部・甘粛(Gansu)省の酒泉衛星発射センター(Jiuquan Satellite Launch Center)で打ち上げられる、実験用モジュール「天宮1号(Tiangong-1)」を搭載した「長征2号F(Long March 2-F)」ロケット(2011年9月29日撮影)。(c)AFP 【10月1日 AFP】打ち上げの瞬間は、中国人にとって愛国心に満ちた瞬間であるはずだった。しかし、宇宙ステーション建設に向けた実験用モジュール「天宮1号(Tiangong-1)」の打ち上げを説明する動画に使われたBGMは、同国最大のライバルを賛美する音楽だった。 国営テレビが作成した、天宮1号の打ち上げのアニメーションに使われた音楽はなんと「アメリカ・ザ・ビューティフル(America the Beautiful、美しきアメリカ)」。米国の愛国歌だ。 中国は宇宙開発で国威発揚を狙っているが、同国の
![天宮1号の打ち上げBGMに「美しきアメリカ」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f07f163743c50eaf45f7767bb501c4ddd70b6983/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2F0%2F1000x%2Fimg_f082d87e64118ac6ecf00bedba9cd7d8149306.jpg)