フィンランドの与党議員らがアジア人への差別的ジェスチャー「つり目ポーズ」をSNSに投稿した問題で、フィンランド政府にアジア人差別の実態調査を要求する署名活動を始めた日本人がいる。賛同は世界に広がり、数万もの署名を得た。発起人でフィンランド在住14年の映像クリエイター、太田悠介に話を聞いた。 差別の日常化を防げ 次世代への思い ──つり目ポーズは、これまで何度も話題になりました。今回に限って署名活動を始めた理由はなんですか? 目のジェスチャーへのからかいは定期的に起きることで、僕自身も数えきれないほど同様の行為をされてきました。 はじめは僕も気に留めていなかったのですが、今回は与党の国会議員が自身でそれらの行為を行い、肯定しました。ここで声を上げなければ、つり目ポーズは「許されるユーモア」としてフィンランドだけでなく世界的な承認を獲得してしまうという危機感がありました。 ペッテリ・オルポ首相

