前回Vol.3ではデザインを見る人の目を混乱させないための「基本的な品質」についてお伝えしました。でも、デザインに必要なのはそれだけではありません。見やすくわかりやすくデザインできているだけでなく、「かわいい!」「かっこいい!」「楽しそう!」「ワクワクする!」といった、与えたい印象や目指したい表現があるはず。今回のVol.4ではもう一歩進んで、「デザインをより良くするためのヒント」について考えてみましょう。 自分が作りたいデザインの方向性を決めるためは、本連載のVol.1でもご説明したイメージをつかむための収集が有効。本屋に行けば特定のテーマに合わせて編集された年鑑や図録を見ることができますし、オンラインでもPinterestやBehanceなどを活用することで、世界中のクリエイターが制作したデザインに、簡単にアクセスすることができます。 Behanceでは世界中の様々なクリエイターが制作