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ブックマーク / kame710.hatenablog.com (4)

  • 2018.1.20 『日本辺境論』① - カメキチの目

    『日辺境論』というを読んだ。 書名はいかめしいけれど、一般向けに「です・ます調」で書かれた新書版の日人論、文化論。 内田樹さんの著書。 「エェー、また内田さん…」ですが、またです。「また」でも私にはとてもおもしろく、初めて知り、新鮮な視点に驚きをもつことがよくあるからです。 これもたいへん多くありました。多過ぎて忘れたことが多くあります(でも気にすることなく忘れます。忘れないと新しいことを楽しめません)。 文も引用し、いくつか感想を述べます。 (紹介したいこといっぱいですが、長くなるので全部で四つ) ーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想① 中身はすばらしいけれど、書名が残念だと思った。 無難に『内田のよくわかる日文化論』とでもすればよかったのに… そうすれば屋さんの店頭で手に取り、「どれどれ、ひとつ読んでみるか…」となる人も出ると思います。 いきなり日を「辺境」呼ばわりさ

    2018.1.20 『日本辺境論』① - カメキチの目
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    PEH01404 2018/01/20
  • 2017.11.8 『内田樹の生存戦略』⑧ - カメキチの目

    カメキチの目 きょうで、このシリーズを終わります。 最後だからと書きたいこと多く、ゴチャゴチャ詰めこみました。 これまでとQ・Aの形式も違いますが、読みにくさをお赦しください。 初めは非政治的なことを。 内田さんは日常の生活上の姿勢・態度のことを他の書物でもけっこう書いておられる。 (さきのUFO、超常現象の話などは日常を超越していますが)自分が経験・体験したことがないからといって、自分には「わからなく」「信じられなく」ても、信頼できる、親しい人がそう言っているのだったら(心はちょっと疑っていても)「あっ、そう。よかったね!」と応える(受け流す)鷹揚さ。柔軟さ。キャパシティ・懐の深さのたいせつさを説かれる。 また、(さきの合気道柔道の話のように)前もってあれこれ詳しく調べたりすること(予断につながりやすい)の弊害も。 どちらにも共通していることは、自分だけの狭い世界にとらわれないようにした

    2017.11.8 『内田樹の生存戦略』⑧ - カメキチの目
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    PEH01404 2017/11/08
  • 2017.10.29 『内田樹の生存戦略』⑤ - カメキチの目

    カメキチの目 Q 日中、日韓の関係を修復する秘策はあるのでしょう か? A 外交、国防の政策決定権がない日に関係修復力はない。 外交交渉というのは譲歩できるところは譲歩し、譲れないところは譲らないというかたちで、すり合わせていくしかありません。単純で時間のかかる作業ですけれども、それしかない。ただしそれができるためには条件があります。主権国家であるということです。 日の場合は、外交、国防の政策決定権を日政府が持っていない。アメリカにいちいちお伺いを立てないと、何も決められない。 アメリカとしては(アフガニスタン、北朝鮮、シリア、エジプトとあって 《注:2013年当時》)、これ以上東アジアで紛争が起こって、調停に出張るだけの政治的余力がもうありません。ですから、アメリカはいま中国と事を構える気はありません。尖閣諸島のうち2島は米軍が射撃場として借用しているにもかかわらず、領有権について

    2017.10.29 『内田樹の生存戦略』⑤ - カメキチの目
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    PEH01404 2017/10/29
  • 2017.10.8 『内田樹の生存戦略』① - カメキチの目

    カメキチの目 すばらしいに出あった。めったにあることではない。 もともと著者の内田樹さんは気に入っており、いままでも何冊か読んでいるが、これは人生相談のような体裁で、身ぢかな「悩み」「問題」に内田樹が答えるというもの。 この人ならではの答えがとてもおもしろかった。 あまりにおもしろいので、「読んでみたら…」とツレにすすめたけれど、「リンパ」(リンパ腺とかの)のを読んでおり、「そっちがおもしろい」と返された。 (リンパよりおもしろいのに…) リンパがあろうとなかろうと、記事にしたいとの読み始めからそう思いました。 (前にも書いたことありますが、内田さんはご自分のブログ記事も著作も、「著作権」を主張しないから自由に使っていいと、何かので述べておられたので、遠慮なく引用し、間に私の思い考えも挟んで紹介します。ただしQアンドAは、私の心に残ったものだけに絞ります) 書名は『内田樹の生存戦略

    2017.10.8 『内田樹の生存戦略』① - カメキチの目
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