印刷通販に少部数の印刷物を発注する場合、 オフセット印刷とオンデマンド印刷のどちらかを選べることが多いです。 ユーザーにとって何がどう違うのか判らないので別に綺麗に印刷されていればどっちでも良いわけで、そもそも何故選ばなければならないのでしょうか? まあ、どちらを選ぶにしても、 何を基準に選べば良いのか判断できないと思います。 例えば、名刺片面フルカラーを頼むとして、 どちらかを判断する要素は下記の4種類です。 1、価格(値段) 2、速さ(納期) 3、品質(仕上がりの良さ) 4、用紙(種類) でしょう。 1、価格は重要な要素ですが、 少部数の場合はオンデマンド印刷の方が安いと思いがちですが、少部数とは何枚のことでしょうか? 何枚頼むかによってオフセット印刷とオンデマンド印刷の価格は逆転します。 印刷通販大手のグラフィックさんを参考に比較しました。(2017.9.26現在) 図でわかるように
オフセット印刷(平版印刷)の原理は水と油(インキ)が反発する特性を用いて印刷部分とそうでない部分を分けています。 平版印刷は平らな刷版を使うので、印刷部分に高さがないために、印刷部分は水を弾きインキが乗り、印刷しない部分に水を含ませてインキを弾いています。 この水の事を湿し水と言います。 刷版に湿し水を含ませる量が問題で、少なすぎると、非印刷部分にもインキがのります。(地汚れ) 多すぎると、印刷部分にインキがのらない状態になります。 その間のちょうど良いバランスを保ちながら印刷しています。 湿し水の量は少なければ、少ないほど品質が良い印刷物が刷り上がります。 品質が良い印刷物とはセット(乾燥)が早く、スプレーパウダーの量が減らせ、インキの艶もよく、用紙の伸びも少ない。網点が立っている(潰れていない)印刷物のことです。 極端な言い方をすると、地汚れする一歩手前のバランスが良いです。 そのため
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