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ブックマーク / www.naotoyamamoto.jp (1)

  • 熟年離婚。 - 広告って、なに?

    夫は商才があり、いわゆる「目端の利く」タイプだった。 の実家はかなりの土地持ちだったが、その土地を活かしてビジネスができると言い出したのは夫である。当時この土地は広大でも、旧市街からは外れていた。だが、やがて人の流れが変わるのだから、ここにいろいろな商店を誘致してその賃借料だけでもかなりになるぞ、と夫は言った。 戦後人口の急増に伴って、街は拡大した。夫の読みどおり人の流れは変わった。の家が持つ土地に出店を望む人は後を立たない。かなり、高値に設定しても後から後から店は増える。思い切ってビルを建ててみると、これがまた満杯となった。 夫は単に場所貸しをするのではない。飲店、物販などの店舗も時代の先をいく店を発掘していく才があった。そのため、賑わいは増し、出店希望者は増えて、土地の価値はますます上がっていった。 転機が訪れたのは90年代半ばからだろうか。街を行く人の高齢化が目について

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