安産祈願で布製のおっぱいを神社に供える夫婦=湯前町安産を願う布製おっぱいの供え物がぶらさがる神社=熊本県湯前町 おっぱい神社と呼ばれる熊本県湯前町の潮神社で11日、安産祈願式があった。妊娠中の女性や夫婦ら約30人が乳房をかたどった布製の供え物を奉納した。 700年ほど前に宮崎県日南市の鵜戸神宮から分霊された母性の守り神という。布製おっぱいには「赤ちゃんが授かりますように」と絵馬のように願いが記されている。 10年近く子宝に恵まれなかった地元の高木堅介さん(41)と亜紀子さん(32)の夫婦は一昨年から参拝を始めて妊娠し、6月に出産予定だ。「驚きの御利益。来年は子育て祈願に来ます」