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2023年5月29日のブックマーク (2件)

  • 「思いやり」があれば正しいってもんか?(読書メモ:『ケアの倫理と共感』) - 道徳的動物日記

    ケアの倫理と共感 作者:マイケル・スロート 勁草書房 Amazon このは邦訳の発売直後、2021年の年末に当時もらった図書カードで購入済だったのだが積んでいたところ、先日の日哲学会のワークショップに向けて、『もうひとつの声で』に続いて読んだ、という次第である。……ちなみに原著は10年ほど前、大学院生時代に指導教授と一緒にゼミで読んでいる。しかし例によって内容はさっぱり覚えていなかった。また、このの内容はなかなか難しく、ゼミで読んだときにはわたしだけでなく指導教授もピンときていないというか微妙な反応をしていた記憶がある。 ケアの倫理ついて書かれたといっても必ずしもいわゆる「規範倫理学」とか「倫理学理論」とかについて書かれているとは限らず、代表的なところでは『もうひとつの声で』はインタビューに基づく心理学のであり、規範に関してはかなり曖昧なことしか書かれていなかった。 また、ネル・

    「思いやり」があれば正しいってもんか?(読書メモ:『ケアの倫理と共感』) - 道徳的動物日記
    POGE
    POGE 2023/05/29
  • 現代アニメ批判1/4 報われるために商品化するキャラクター - 玖足手帖-アニメブログ-

    このネタは実は輪るピングドラム劇場版と劇場版Gのレコンギスタの最終的な感想を書いた後に書く予定だったのですが。テレビ版と劇場版の比較が、非常に時間がかかっている。 なので僕が悪いのだが。 ノレドが報われて欲しい Gのレコンギスタ劇場版で一番印象的に改変されたのは恋心ですが。(戦術的にはもっと大規模に改変された所もあります。フォトントルピードのリアクションやマックナイフとの死闘以外にも) キャラクターが報われて欲しい、恋愛が成就してほしい、そういう感覚は、実は僕はあまり重視していない。 もちろん、因果応報というのは社会規範と共に、多くの人の心理的な価値判断として内面化されているのだろうということは分かる。 因果応報というと、「悪いことをしたキャラクターが罰せられないことが不満」というご意見も散見します。 しかし、僕はキャラクターが報われて欲しいという感情を主としてアニメや映画を見る事を意図的

    現代アニメ批判1/4 報われるために商品化するキャラクター - 玖足手帖-アニメブログ-
    POGE
    POGE 2023/05/29
    デジタルデビルストーリーの作者である西谷史は「モブキャラというものを作らない」と断言しているが、作品に登場させる以上、それぞれの物語があるということだろう。それを思い出した。