1989年、Appleは漢字Talk 6をリリースし、また、初の日本語対応PostScriptプリンタであるApple LaserWriter II NTX-Jを発売した。NTX-Jに搭載されていた日本語フォントは、モリサワのリュウミンL-KLと中ゴシックBBB。 プリンタ・フォントであるリュウミンL-KLと中ゴシックBBBの文字セットとエンコーディングは、Adobeによって83pv-RKSJ(以下単に「83pv」と呼ぶ)*1として定義されており、その外字部分(下図・左)は、NECのPC98外字のサブセットとなっていた。 リュウミンL-KLと中ゴシックBBBに対応するスクリーン・フォントとしてAppleから提供されたのが、細明朝体と中ゴシック体。漢字Talk 6.0.7でForeign System Fontをインストールすると、上図青地部分を画面表示することができた。 上図ピンク地部分の