プーチン露大統領が11日、米ニューヨーク・タイムズ紙へ寄稿した記事「A Plea for Caution From Russia(ロシアより慎重行動を求む)」は世界中で大きな反響を呼びました。 アメリカでは「2008年に国連安保理決議なしでグルジアへ侵攻したくせに、おまえが言うな!」的な反論が噴出しているものの、シリア情勢の政治的解決の道を広げたことは確かです。 オバマ米大統領がその前日、テレビ演説でシリアの化学兵器を国際管理下に置くとのロシア案を評価しつつも、軍事的な圧力を継続する考えを示したことに対するアンサーとして絶妙な時期と場所を選んだように感じます。 このプーチン大統領の寄稿記事を演出したのが、なんとPR会社のKetchumです。 ロシアもアメリカもKetchumのクライアント Ketchumは世界有数のオムニコムグループのPR会社。南北アメリカ、ヨーロッパ、アジアに20以上の拠