ごはんに合わないという理由で牛乳を献立から外すことになった新潟県三条市の学校給食が31日、多くの小学校で始まりました。 文部科学省によりますと、自治体が牛乳のない学校給食を実施する例は聞いたことがないということです。 3年生の女子児童は「食事中にのどが渇くし、早く牛乳が飲みたいと思いながら食べていました。牛乳なしの給食にはちょっと慣れません」と話していました。 一方、6年生の男子児童は「食後に飲むのがいつもと違いますが、汁物があるので牛乳はあとで飲んでも大丈夫です」と話していました。 高松有子校長は「ドリンクタイムを導入することで、ふだん食事の食べ合わせなどを気にしない子どもたちに、和食の良さを気づいてもらいたい」と話していました。