戦闘糧食をインターネットのオークションで販売していたとして、陸上自衛隊習志野駐屯地は31日、第1空挺(くうてい)団本部中隊の陸曹長(43)を懲戒免職処分にし、発表した。 同駐屯地広報班によると、陸曹長は2009年11月ごろ~昨年6月下旬、同僚の隊員らから演習時に余った缶詰めやレトルトなどの戦闘糧食を譲り受けるなどして、計9658点をネットに出品し、約248万円の収入を得ていた。陸曹長は動機について、「趣味のものを購入するお金を得るためだった」と説明しているという。 ネットを見た陸上幕僚監部が気づき、昨年6月24日に同駐屯地に連絡。陸曹長が実名で出品していたことから、事態が発覚したという。