Published 2018/10/18 15:03 (JST) Updated 2018/12/11 12:49 (JST) 防衛省は10月から自衛官の採用年齢の上限を引き上げた。現行の26歳までを32歳までとし、1990年以来28年ぶりの措置となった。背景には慢性的な隊員不足があり、少子化・人口減少に備えて人員構成の見直しをはかったことになる。(共同通信=柴田友明) 「より高く」と公募意見 これまで20代半ばぐらいまでが相場だった任官できる年齢が6歳引き上げられた結果だ。従来は18歳以上の若い隊員、高校を卒業したての新人隊員が部隊で養成され、「下士官」である曹クラスになってさらに活躍することが理想とされてきた。しかし、2014年度から17年度まで4年連続で主力隊員の採用数が計画を下回り、人員不足はより深刻となり、32歳で入隊OKとなった。 8月に省令改正のため行った防衛省のパブリックコ
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