たまには自分もカッコいいセリフ吐いてみたいぜと思うのは人間のサガというものでしょう。ところが、カッコいいセリフというものは、言葉であるにも関わらず音と非常に相性が悪い。 例えば緊迫した場面があったとして、あなたがこう叫んだとしましょう。 「その口を閉じろ!!人の言葉を話すな、穢土を纏うケダモノめ!!」 すると相手は驚いた顔でこう返すことでしょう。 「え、江戸???」 日本語には同音異義語が多すぎるんだよ! いきなりエドとか言われても、そりゃあ自分の知ってる単語に置き換えるのが精一杯ですよ。緊迫感も台無し。 カッコいいセリフって大体文語調の難しい単語であることが多いですけど、それって実際口に出したらだいたい伝わらないんですよね。実用に耐えない言葉だとしたら、一体何のために生まれてきたんだ、カッコいいセリフ…。 しかし、文字であればそうではない。エドは穢土だとひと目でわかるし、音から生まれる誤
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