意識高い系中島意識高い系大学生。ジャンルを問わない強くなるための情報発信。読者の方を集めたイベントを全国で開催してるぜー! 高校2年の秋、僕はオタクになった。 毎日毎日、ご飯を食べるときもスマホでアニメを観て、学校でも休み時間にひとりイヤホンを付けひたすら見まくっていた。 こんなはずじゃなかった。何を隠そう中学生までの自分はオタクに人権はないと思っていた。 実在しない二次元のキャラに萌えるなんて意味不明だし、何より中学校にいたオタクはみな根暗でハキハキしてないし、何より俺はお前らとは違う感を漂わせていた。オタクのくせに。 暴力が支配する僕の中学校でオタクに市民権はなかった。不良がラノベを取り上げ「お前こんなの読んでんのかよ!きしょ!」とからかい、オタクが恨めしそうな目でそいつを見ていた。 そんな光景を見ながら僕はまったくオタクに同情しなかった。ほんとにキショい。そんなふうにしか思えなかった