19日、静岡県西伊豆町で家族連れなど7人が、川岸に設置された動物よけの電気柵で感電し、男性2人が死亡した事故で、警察は、8歳の子どもの左手にやけどの跡があることから、この子どもが電気柵の電線に直接触れて感電したあと、電線が川の中に入った可能性があるとみて、当時の状況を調べています。 警察は20日朝から現場検証をして、当時の状況を調べています。これまでの調べで、尾崎さんは男の子2人と一緒に川に入ろうとした直後に倒れ、助けようと川に入った人たちが次々に感電したとみられています。 また、事故のあと電気柵の電線の一部が川の中に垂れ下がっていましたが、尾崎さんと一緒にいた子どもの左手にはやけどの跡があることが分かりました。警察はこの子どもが電気柵の電線に直接触れて感電したあと、何らかの原因で電線が川の中に入った可能性があるとみて、当時の状況を詳しく調べています。