今月8日までの1週間に、救急患者の受け入れ先がすぐに決まらない「搬送が困難な事例」は7558件と、前の週から400件増えて、3週連続で過去最多を更新したことが、総務省消防庁のまとめでわかりました。総務省消防庁は「新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行も想定し、救急車の適時適切な利用を呼びかけていきたい」としています。 総務省消防庁は患者の搬送先が決まるまでに、病院への照会が4回以上あったケースなどを「搬送が困難な事例」として、県庁所在地の消防本部など、全国の52の消防機関の報告をもとに毎週とりまとめています。 今月8日までの1週間は7558件で、過去最多だった前の週より400件増えて、3週連続で過去最多を更新しました。 これは、新型コロナウイルスの感染拡大前にあたる2019年度の同じ時期の5.24倍となっています。 このうち、新型コロナウイルスの感染が疑われるケースは2612件で、全
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