韓国軍は、北朝鮮の無人機5機が、26日に軍事境界線を越えて韓国の領空を侵犯し、このうちの1機が首都ソウルの北部の上空まで飛来したと発表しました。これに対抗して韓国軍が偵察機を軍事境界線の北側に投入し、北朝鮮の軍事施設の撮影などを行ったとしています。 韓国軍の発表によりますと、北朝鮮の小型無人機5機が26日午前10時25分ごろから軍事境界線を越えて韓国の領空を侵犯しました。 韓国軍はこれらの無人機に対し、攻撃ヘリコプターなどを投入して100発余り射撃したものの撃墜には失敗し、軍の関係者は「国民に被害が出ない範囲で対応した」と説明しています。 通信社の連合ニュースによりますと、無人機5機はおよそ7時間にわたって韓国の領空を飛行し、このうち1機は、首都ソウルの北部の上空まで飛来したあと北朝鮮側に引き返し、残る4機は、北西部のカンファ(江華)島周辺の上空を飛び回ったすえにレーダーから消えたというこ
![韓国国防省 北朝鮮の無人機5機が領空侵犯と発表 撃墜には失敗 | NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/08422bdf24860cf4c4b8a1d94a355ebd5b358ad6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20221226%2FK10013935211_2212261707_1226171207_01_02.jpg)