現代のネット社会は、オープンなネット環境を利用したコラボレーション(協働作業)に著しい進化を遂げている。 そのような中で、社会起業家を資金的に支援する「クラウドファンディング」という新たな手法が今、注目されている。「クラウド」は「多くの人」という意味で、「ファンディング」は資金調達を意味する。 「何か社会に貢献したい」「自分のアイデアを生かしてみたい」という社会企業家的な人たちが、自分の構想・アイデアとその熱意を込めたプレゼンをネット上に掲載し、賛同者を得て、資金を集める仕組みだ。 24日付日本経済新聞で、米州総局編集委員が「ネット資金調達、米国の賭け」と題して、「クラウドファンディング」のアメリカでの広がりを伝えている。 カスタムメードのジーンズ製造会社を立ち上げた若者が、ネットで賛同者に寄付を呼びかけ資金を調達した事例などを紹介。 今月成立した新法では、投資型でも一定範囲でネットを通じ