東京電力福島第一原発事故による避難指示区域の北側に位置する福島県南相馬市で、アルバイトの時給が上がり続けている。 牛丼店は深夜1500円と全国チェーンの最高水準に達し、ファミリーレストランも東北一の時給。放射線の影響を懸念して主な働き手だった若者や主婦層が市外に流出したうえ、復興事業の本格化も重なり、深刻な人手不足に陥っているのが原因だ。 原発から約25キロ・メートル離れた南相馬市原町区日の出町の国道6号沿い。復興関連の作業員でにぎわう牛丼店「すき家原町店」に4月25日、「アルバイト募集 時給1200~1500円」の張り紙が登場した。 運営会社「ゼンショーホールディングス」(東京都)によると、震災3か月後の営業再開時は時給830~1050円だったが、アルバイト応募者はまばらで、時給が上昇。 ついに都心の渋谷センター街店(9日現在1100~1375円)や六本木五丁目店(同1120~1400円
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