鉄道の安全を継続的に向上させるためには、安全管理体制が有効に機能しているかを定期的に確認し、必要により改善していくことが大切です。その確認の機能として、「安全マネジメント監査(内部監査)」を実施していますが、一般的に内部監査であるがゆえの課題がありました。 その課題への対処として、「安全マネジメント監査」に加え、社外の第三者機関である『DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社』による安全管理体制の評価および助言(以下、第三者評価という)を2015年度から導入しました。 目的 第三者機関による客観的で専門的な目線による評価、および専門的な助言を継続的に受けることで、より有効な安全管理体制に向けた仕組みの構築と運用について、さらなるレベルアップを図ることを目的としています。 これまでの第三者評価を受けた主な改善の取り組み 当社は、福知山線列車事故以降、国土交通省の「運輸事業者における