京都アニメーションがTVアニメの世界へ帰ってきた。シリーズ第2期となる『小林さんちのメイドラゴンS』は監督を石原立也に引き継いでの再スタート。「シリーズ監督」にクレジットされた第1期監督・武本康弘との違いはもちろん、美術/色彩/撮影の各監督が変わったことによるビジュアルやルックの変化にも注目していたが、まず目に飛び込んできたのは、「石原印」の黒板(黒背景)+手描き風タイトル。 「だって 私は、」の書き文字→満面の笑みで迎えてくれるトール→タイトル。キャラクターを挟むのは初のパターンだが、石原監督の第1話では定番の演出だ。 『中二病』を除いて英語にしてあるところが洒落っ気だが、黒背景+タイトルの英語訳自体は『涼宮ハルヒの憂鬱』の頃からを用いられている。 タイトル以外で黒背景が使われる場合もあり、『けいおん!』第1期12話ラストの「おしまい」*1や『映画 中二病でも恋がしたい!-Take On