ブラジル・ワールドカップで準優勝に甘んじたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがゴールデンボール(大会MVP)を受賞したことについて、選考基準について早くも海外メディアやファンから批判が巻き起こり、陰謀説も浮上している。 メッシの4ゴールは全てグループステージで記録したもので、今大会では本調子だったとは言い難い。アルゼンチンは準決勝、決勝と、延長戦まで戦ったが240分間で無得点に終わり、攻撃で振るわなかったメッシよりも守備で健闘したMFハビエル・マスチェラーノの方が高評価だった。 ゴール数で言えば、6ゴール2アシストを記録して大会得点王となったコロンビアのFWハメス・ロドリゲスや、5ゴール3アシストのドイツのMFトーマス・ミュラーが最有力であったはずであり、大会を通してのパフォーマンスを見れば、オランダの3位入賞に大きく貢献したMFアリエン・ロッベンが獲ってもおかしくはなかったし、ドイ