Microsoftは「Office 2003」についてリリースしたセキュリティアドバイザリに誤りがあったことを認めた。 2007年12月に掲載されたアドバイザリは、十数種類のファイル形式にセキュリティ上の弱点があるためOffice 2003の最新のサービスパック(SP3)ではこれらのファイル形式をブロックしたという内容だった。 そして、ブロックを解除したいユーザーに回避方法を教示していたが、そのプロセスは複雑であり、レジストリの修正が必要だった。誤ってレジストリを修正した場合は、PCが使用できなくなるおそれがあった。 Microsoftは米国時間1月4日、過去に提供した情報が誤っており、影響を受けるユーザーの数を低く見積もっていたことを認めた。そして、セキュリティの問題があったのはファイル形式そのものではなくて、Office 2003がそれらのファイル形式を開いて保存するために使用する構文