日本でよく見られるハシブトカラスに似ていますが、レイヴンは喉元にふさふさしたむく毛が生えて貫禄ある姿をしており、黒い羽は青、紫、緑色の光沢があります。 上の写真の左がメス、右がオスです。 白目の部分が光の角度によって綺麗な青色に見えました。 都市環境に適応しているので、街中や住宅地でも会うことができます。 カラスは邪悪、不吉なイメージが伴いますが、西洋文化ではレイヴンは「死と再生」のシンボルでもあり善的な意味合いを含んでいます。 カラスとほとんど同じ姿なのに、レイヴンの漆黒の雄姿、どこか威厳のある雰囲気が人に印象の違いを感じさせるのでしょうか。 ギリシャ神話ではアポロンがレイヴンに変身したり、旧約聖書創世記では、その知恵と飛行能力を買われノアが方舟から送り出す最初の生き物として選ばれたのもレイヴンです。 多くの神話や聖書、アメリカ先住民の神話伝説にも登場しています。 日本には「カラスの濡れ