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2011年7月11日のブックマーク (3件)

  • 暴言と知性について - 内田樹の研究室

    復興相が知事たちに対する「暴言」で、就任後わずかで大臣を辞任することになった。 この発言をめぐる報道やネット上の発言を徴して、すこし思うことがあるので、それについて書きたいと思う。 松大臣が知事に対して言ったことは、そのコンテンツだけをみるなら、ご人も言い募っていたように「問題はなかった」もののように思われる。 Youtube で見ると、彼は復興事業は地方自治体の自助努力が必要であり、それを怠ってはならないということを述べ、しかるのちに「来客を迎えるときの一般的儀礼」について述べた。 仮に日語を解さない人々がテロップに訳文だけ出た画面を見たら、「どうして、この発言で、大臣が辞任しなければならないのか、よくわからない」という印象を抱いたであろう。 傲慢さが尋常でなかったから、その点には気づいたかもしれないが、「態度が大きい」ということは別に政治家が公務を辞職しなければならないような

  • クラブイベントに疲れた

    趣味で定期的にDJイベント主催している。 最初は、やりたいことが形になって、友達の輪が広がって、よい音楽にふれられる機会がふえて、憧れていたDJが自分のイベントにでてくれてとにかく楽しかった。 そのうち、色んなイベントにDJとして呼ばれる機会が増えてきた。 ノルマが付き纏い、自分のイベントの告知をしていかなくちゃいけなくて 来てくれたDJのイベントに遊びにいって一晩で何件もクラブをハシゴするようになった。 仕事も週末も忙しくて休むヒマがなかった。 二日酔いで会社にいった。 クラブに興味がなかった恋人に振られた。 一緒にイベントしている仲間内でも「告知をする人」と「ほとんどしない人」がでてきた。 あくま趣味なのでそこまできつく言う事もできずせめて自分が動いてるのを見て動く気になってほしいと思いながら動いた。 それでも動かない人は何かと理由をつけて動かなかった。 ふらふらで明け方、山手線寝過ご

    クラブイベントに疲れた
  • 綺麗だったのかどうかはともかくとして、20代のわたしがまさにその元カノたちと同じだった。

    綺麗だったのかどうかはともかくとして、20代のわたしがまさにその元カノたちと同じだった。 当時わたしのわがままに振り回された男性達からは今、家族写真が印刷された年賀状が届く。 彼の隣で控え目に微笑む奥さんは、かわいらしい赤ん坊を腕に抱いている。 あなたもきっと、この奥さんのような女性なのだろう、と想像する。 少し太った彼の笑顔は、しかし今まで見たことのないような安らぎと寛容に満ちている。 20代のころは、黙っていても男性の方から寄ってきた。 「女とはずいぶん得な生き物だ」 「まあそのうちなんとかなるだろう」 と思っていた。 30代になって数年が過ぎた今、わたしはいまだ独身だ。 彼氏もいない。 わたしは、なんともならなかったのだ。 と、今感じている。 慰めのつもりもないし、ただ感じたことを書いているだけなのだけど。 たしかに彼はわたしを綺麗だ、かわいいとたくさんほめてくれた。 でも彼は、わた

    綺麗だったのかどうかはともかくとして、20代のわたしがまさにその元カノたちと同じだった。