次ぎにインフラについて。 道路は「コンクリートだとひび割れ」が出来やすく、「アスファルトはわだち」が出来る。だからどちらがバスに適切かはまだCEREMAでも研究中だが、現在はルーアンではアスファルト舗装である。専用レーンでは7年ごと(いつも同じコースを走行するので)、一般車との共用道路は10年ごとに再舗装している。 それからフランスの定義ではBRTはその走行路線の7割が専用レーンでなければならない。(写真左・TEOR専用と赤く塗装された道路上に表記)ルーアンではこの専用レーンを確保するために、実に細かい工夫を行っている。そもそも専用レーンといっても ①完全な双方向専用レーン(一般車用の車道との間に15cm前後の分離帯を整備し、物理的に消防車・警察車を除いては一般車・タクシーは入れない専用レーンもある。多分バスのみの双方向専用レーンはまだ日本では存在しないのでは?)と、 ②分離帯を設
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