さきの震災を機に結婚するカップルが増えているらしい。結婚相談所の最大手「オーネット」によると震災当日の3月11日以降、成婚退会者(結婚が成立して退会する会員)の数が急増。3月は前年同月に比べて20%増、数にして200組以上のカップルが誕生したという。 「この数字には我々も驚きました。前年同月の20%増というのはあまりない数字なんです。さらに、4月は資料請求の数も前年に比べて10~15%増えています。新規で入会に来られる方は必ず震災のことを入会のきっかけとして話されますし、あの日以降、結婚に関心を持つ人が増えているのは確かだと思います」(オーネット広報の松本美紀子さん) 特徴的なのは女性の資料請求が急増している点。また、地域別にみると首都圏在住の成婚者数が多い点だ。これはいったいなぜなのか? 「首都圏は直接的な被害を受けたエリアは少なくても、帰宅難民になったり、計画停電などによって震災