背中は、背中の真ん中から肩までを覆う僧帽筋、わきの下から腰まで覆う広背筋といった大きな筋肉がある部位。鍛えれば後ろ姿がたくましい印象になるうえ、デスクワークで固まりがちな筋肉の血流がアップし、肩凝り防止にもつながる。同時に、脊椎の両脇で体を支える脊柱起立筋にもアプローチでき、姿勢が良くなるというメリットもある。背中を自重で鍛えるのはやや難しいので、タオルを活用する方法がお勧めだ。 どの筋トレも、「速い」「ゆっくり」の両方を組み合わせるのが、最も効率がいいやり方だ。詳しくは、第1回「1日5分の『速トレ+スロトレ』 これぞ最強の筋トレ術」を参照してほしい。