どこかのブラック企業やベンチャーの社長が、 よく口にする言葉が「仕事が楽しい」というものだ。 世のため人のためというのは、綺麗な言葉だけれど、本当のところでは、そんなわけがない。 金というのは、世の中に一定であるからして、繁栄と没落は表裏一体だからだ。 結局、仕事というのは、誰かが儲けるはずの金を、 いかにして自分の金にするかということが根底にある。 だから、「仕事が楽しい」とは、「誰かを潰して、且つ金を手にするのが楽しい」ということになる。 「いや、違うだろ、企業が競り合うことで豊かな世になる」、という言葉もあるかもしれない。 では、日本は豊かになっただろうか? 確かに、ここ20年足らずでゲームや漫画などに代表する娯楽要素は爆発的に増えただろう。 でも、非正規や年金問題も加速してしまった。 また、いつまで、週に5日や6日も働くのだろう? 無駄な争いがあるからこそ、いつまで経っても週休3日