「あなたの個人情報が流出している」などとうそのメールを送りつけ、データを消去する手数料の名目で女性2人から現金をだまし取ったとして、男10人が詐欺の疑いで逮捕され、警視庁はこのグループが同じ手口で少なくとも2000万円近くをだまし取っていたとみて捜査しています。 逮捕されたのは東京・北区の荒木鉄矢容疑者(34)ら男10人です。 警視庁の調べによりますと、荒木容疑者らはことしの6月と8月、江戸川区の48歳の女性と岐阜市の55歳の女性に「ネット犯罪被害者救済機構」といった架空の団体の職員を名乗って「あなたの個人情報が流出しています。データを消去するには至急、費用が必要です」などとうそのメールを送りつけ、2人から手数料の名目で合わせて15万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。 警視庁によりますと、荒木容疑者らは新宿区内の2つのビルを拠点にメールを送っていたということで、警視庁は詐