群馬県では市町村の投票所のうち、99%が選挙の投票の終了時間を繰り上げていましたが、大泉町と玉村町は「投票率を上げたい」として、7月の群馬県知事選挙から繰り上げをやめることを決めました。 しかし、群馬県選挙管理委員会は「投票率の低下傾向が続くなかで、有権者の投票の機会が減ることにつながりかねない」として、市町村の選挙管理委員会に繰り上げをやめるよう求めてきました。 その結果、大泉町と玉村町は、7月の群馬県知事選挙から投票の繰り上げをやめ、すべての投票所で終了時間を午後8時までにすることを決めました。 2つの町で投票時間の繰り上げをやめるのは、平成21年の衆議院選挙以来、およそ6年ぶりだということです。 2つの町では、理由として「投票率を上げるために有権者の投票の機会を確保したい」と説明しています。 これについて県選挙管理委員会は「投票時間が少しでも長くなることで、投票率の向上を期待したい。