4歳の娘がおやつを食べていると、2歳の息子が、お姉ちゃんが食べているものが美味しそうに見えて、近づいていきます。娘は大好きなおやつなので、少しも分けたくない。 「あげたら?」と言っても「ヤダ!」と拒否して、大喧嘩になります。 そのおやつは一袋しかなかったので、2歳の息子には仕方なく別のおやつをあげます。 すると今度は、4歳の娘が、弟のおやつが欲しくなります。当初は力づくで奪いとろうとするケースもあったので、叱って、「ちょうだいって言ってみたら?」と諭します。 でも、お姉ちゃんが「ちょうだい」と言っても、弟は「イヤ!」と言ってそっぽを向いてしまいます。 まぁそれはそうだよね、と苦笑しながら、娘にだいたいこんな内容を話します。 「意地悪をしたら、同じだけ自分も意地悪されるんだよ。でも、優しくしたら、自分も優しくされるんだよ。どっちがいいか、よく考えてごらん」 判断を委ねると、大抵は泣きながら「