マイクケーブルを手早く巻く「第2回 全日本マイクケーブル8の字巻きコンテスト」(日本音響家協会主催)の全国大会が9日、千葉市の幕張メッセで開かれた。全国の予選を勝ち抜いた音響技術者らが腕を競い合い、北海道地区代表で音響業務会社「音響スタッフ」の湯浅俊幸さんが優勝。湯浅さんに「8の字巻匠」の称号と副賞10万円が贈られた。 競技は、長さ20メートル、太さ6ミリのマイクケーブル3本を8の字に巻き、ゴムバンドで結ぶ速さを競う。採点は、競技タイムと芸術点によるポイント制で競われ、芸術点は、確実さ・美しさ・作業姿がポイント対象となる。 競技に参加したのは北海道地区、東日本地区、北陸地区、中部地区、西日本地区の予選を勝ち抜いた音響技術者と前回優勝者の6人。約200人の観衆が見守るなか、競技参加者はマイクケーブルを次々に真剣な表情で手早く巻いていった。歩きながらケーブルを巻く人や立ち止まって巻く人など手法