印刷 国土交通省は29日、東北地方の高速道路について、12月にも全利用者・全車種の通行を無料にする方向で調整に入った。東日本大震災の被災地支援の一環として、第3次補正予算案に200億〜300億円を計上する見通しだ。 予算の関係で、無料化は来年3月までの暫定的な措置になる。システムを改修し、ETCでの無料通行もできるようにする見通しだ。「ただ乗り」が相次いで8月末で無料化が打ち切られたバス・トラックの無料化も復活させる方針。 無料化の対象区間は今後詰めるが、被災地周辺などに絞り込む可能性がある。国交省は曜日や時間帯を問わず無料化したい意向だが、週末限定とする案も検討されそうだ。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連リンク〈時事通信〉休日限定で一般に拡大=東北の高速無料化で検討―前田国交相(9/9)東北の高速無料化、トラック・バスの打ち切り正式発表(8/25)東北の高速道、一般車