あっ、宇宙ごみになったかばん 双眼鏡で目撃相次ぐ2008年11月26日10時56分印刷ソーシャルブックマーク ふわふわと飛んで行った工具入りのかばん(左下)。船外活動中の飛行士のヘルメットにつけられたカメラがとらえた=NASAテレビ、AP 【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・エンデバーの宇宙飛行士が船外活動中に紛失し、宇宙ごみとなった工具入りかばんが、相次いで目撃されている。太陽光を反射し、肉眼でなんとか見える6等星近い明るさがあるという。米主要メディアが伝えた。 米やカナダのアマチュア天文ファンが双眼鏡などで、国際宇宙ステーション(ISS)の近くを飛んでいるところを見つけ、インターネットで報告している。紛失したかばんは白っぽく、太陽光を反射しやすいらしい。AP通信によると、かばんの中には特殊な工具が入っており、総額10万ドル(約950万円)の価値があるとい