[25日 ロイター] 以下は、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が発表した声明。 S&Pは、日本の保険会社9社の長期カウンターパーティーおよび財務力の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。 引き下げの対象となったのは、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損害保険、三井住友海上きらめき生命保険、三井住友海上メットライフ生命、損保ジャパン、日本興亜損保、損保ジャパンひまわり生命保険、共栄火災海上保険、セコム損害保険の9社。 格付けについては、9社とも据え置いた。 見通しの見直しは、2011年3月11日に発生した東日本大震災により、上記の会社の財務基盤に悪影響を与える可能性が高いとの当社の見解に基づいている。 S&Pは、保険会社各社への地震による影響を個別に調査し、見通しの見直しを行った。 以下の保険会社6社については、格付けおよび見通しの「安定的」を