幽霊指揮者(ゆうれいしきしゃ、英: Phantom Conductor)は、レコードやCDなどに記されている実在しない指揮者・架空の指揮者を総称する俗語である[1]。幽霊指揮者と同様に、実在しない「幽霊オーケストラ」も存在する。 低価格で販売されているクラシック音楽CD(それも一般の音楽CDとは違ったルート、例えば駅前の出店や大型スーパーなどで売られているもの)の中には、CDに記されている演奏者名が偽りのものがあると言われている。さらには、そこで使われている演奏者名(指揮者名)が、実在しない架空の名前であることもあるとされる。一般的にはこの意味で「幽霊指揮者」の用語が使われることが多い。 低価格のCDが全て幽霊指揮者による演奏というわけでは、決してない。後述のような、特定の音源がこれに該当する。これに該当するCDを「PILZ系CD」「バッタもん系CD」などと総称する人もいる。 これら、幽霊