千葉市議会議長が暴力団員の名刺を示し現金を要求した疑いが持たれていた問題で、千葉県警は3日、同市議長の小梛(おなぎ)輝信容疑者(66)(同市稲毛区小仲台)を恐喝未遂の疑いで逮捕した。 発表によると、小梛容疑者は同市稲毛区にテナントビルが建設されていることを知り、施主とコンサルティング契約をしている市内の不動産会社社長(54)に対し、4月29日、同区内の後援会事務所で、背後に暴力団組織があるように伝えて暗に金を要求した疑い。調べに対し、小梛容疑者は「私から脅したり、要求したりしたことはない」と容疑を否認しているという。 県警捜査4課によると、小梛容疑者は暴力団の組織名、個人名を挙げて、「自分は暴力団に影響力がある」などと言って脅したという。社長はこの翌日、千葉西署に相談し、同署は6月4日、被害届を受理した。 また、小梛容疑者が稲毛区内のマンション建設工事を進める別のゼネコンにも、親族企