5日、貸衣装店で仕立てた燕尾服を持ってホテルへ戻る山中伸弥教授。「緊張した」と話していたという=ストックホルム、池田良撮影 【ストックホルム=須藤大輔】ノーベル医学生理学賞の授賞式を10日に控えた京都大の山中伸弥教授は5日午後、ストックホルム市内の老舗紳士服店を訪れて採寸し、式で着る正装の燕尾(えんび)服をレンタルで調達した。 試着姿を見た随行の関係者は「すてきな受賞者らしくなってきた」。蝶(ちょう)ネクタイの結び方が予想よりも複雑だったため、結び目が最初からついている簡易版を選んだそうだ。山中さんは「緊張した」と話していたという。 6日からは、ノーベル賞の公式行事が始まる。 関連記事山中さん、雪のストックホルムに到着 ノーベル賞授賞式(12/5)山中さんに「授賞式楽しんで」 ノーベル賞先輩が祝賀会(11/28)山中さんとガードンさん、ノーベル賞受賞後初顔合わせ(10/25)「初期化