東証1部に上場している建設機械メーカーの加藤製作所は、北朝鮮のミサイル関連施設で自社のクレーン車が使われている可能性があると発表しました。会社では、北朝鮮が入手した経緯はわからないものの、遺憾だとしています。 このクレーン車は、平成13年まで茨城県の工場で生産され、東南アジアなどに輸出されていた機種と見られるということです。 今回の件について加藤製作所は、「北朝鮮がどのような経緯でクレーン車を入手したかはわかりませんが、軍事兵器に関連した作業に使用されていることは誠に遺憾です。ただ自社のクレーン車であったとしても、製品はすべて『外国為替及び外国貿易管理法』などに基づいて販売を行っています」とコメントしています。